ハカセKの書斎

ある技術者の独り言

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 大きなプレゼンの際、緊張のあまり頭ば真っ白になった経験をお持ちの方は少なくないと思います。私自身も極度の緊張状態でうまく質疑ができなくなった苦い経験が何度かあります。対策をいろいろ考えながら今では克服していますが、それがコンパクトにまとまった本を見つけましたので、その本の中の「あがらない話しかた」という章を資料化してみました。具体的に以下の7つの方策が述べられていました。
 
  1. 本番の準備をしつこいほどする
  2. 「死んでもこれだけを伝える」を決める
  3. 真の深呼吸でリラックスモードに入る
  4. パニックを回避する避難ルートを決めておく
  5. 話すペースをスローにする
  6. 言いやすい言葉からはじめ、言いにくい言葉を抜く
  7. 評価を手放す
 それを5つに絞り込み、心構えと緊急時対応の二面から整理してみました。私自身、重要なプレゼンの際には概ねこの5つはいつも意識しており、それ以降、プレゼンで失敗することはほぼ無くなりました。この中で、特に重要なのは、「to you」マインドで話す、ということでしょうか。思い起こせば、失敗した時は「自分がよく思われたい、恥をかきたくない」などと、自分の見られかたに意識が行きすぎていたと思います。
 
「プレゼンはプレゼント」。大切なマインドですね。

 

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