ハカセKの書斎

ある技術者の独り言

ビジネス

ファシリテーションにおける「対立」のマネージメント

前回に引き続き、ファシリテーションにおける「さばき」に関しての図解です。 今回は対立に議論における「対立」に注目したいと思います。対立をマネージするためには、思考プロセスのどこで対立が起こっているかを見極めるのが重要になります。図には思考の…

ファシリテーションにおける「さばき」

ファシリテーションに関する書籍は多数出ていますが、議論の「さばき」について触れている書籍はそれほど多くないように思います。一方で、会議において、議論が拗れてきた時の「さばき」のテクニックはビジネスパーソンの必須スキルと言えます。 とはいえ、…

話し方のすべて

大きなプレゼンの際、緊張のあまり頭ば真っ白になった経験をお持ちの方は少なくないと思います。私自身も極度の緊張状態でうまく質疑ができなくなった苦い経験が何度かあります。対策をいろいろ考えながら今では克服していますが、それがコンパクトにまとま…

申し訳ない、御社をつぶしたのは私です

◾️はじめに 本書を購入したのは約10年前で一度読んだ後に、本棚に飾っていましたが、最近、戦略やマネージメントについて思うところがあり、再び読み直してみました。改めて読み直すと新たに気づいたことが幾つかあったのでまとめてみました。 ◾️書籍の概要 …

限りある時間の使い方

時間を有効に使うことには誰しも関心があると思います。 そのために集中力を上げるスキルに目が行きがちでしたが、別の視点で書かれた本が目に留まりましたので手に取ってみました。 イギリスの全国紙ガーディアンの記者であるオリバー・バークマン氏による…

書く技術

■はじめに 元マッキンゼーのバーバラ・ミント氏による「考える技術・書く技術」から「書く技術」の部分をまとめてみました。 ■なぜピラミッド構造なのか? 文章の構造をピラミッド型で構成し、トップダウンに展開すると理解しやすくなります。それは、ピラミ…

【読書メモ】はじめての社内起業

■はじめに 起業に関する本は多くありますが、社内に特化した本は珍しく、約4年前に購入した本です。社内起業の進め方を「疑似体験」できるような形で、考え方から注意点まで丁寧にまとめた本という印象。いわゆる教科書的な説明でなく、具体的な事例を交えて…

【読書メモ】スピーチの教科書

■はじめに スピーチに苦手意識があり、色々な本を読みました。その中で一番納得感があったのが本書です。スピーチ関連の書籍には、話し方のHow to本が多く、それはそれで参考になるのですが、理屈っぽい私は、ロジカルで普遍性の高いスピーチ本を探していま…

【読書メモ】現代語訳 論語と算盤

■はじめに NHK大河ドラマ「青天を衝け」が今日からスタートします。このドラマの主人公は渋沢栄一。私が好きな歴史上の人物ベスト3に入る偉人です。理由は、経済と道徳は両立すると説き、公のために尽力された理の人でありながら、バイタリティに溢れる逸話…

【読書メモ】ファシリテーション超技術

■はじめに 「プロファシリテーター」の肩書に惹かれて本書を手に取りました。コロナ禍で対面の会議が減り、オンライン会議が一般的になったという方も多いと思います。本書を参考に会議のやり方を今一度見直してみても良いかもしれません。 ■本の内容 書名:…

【読書メモ】2020年の中国 「新常態」がもたらす変化と事業機会

■はじめに 米中貿易摩擦やコロナ禍での経済低迷などの不確定要素が多い中、中国ビジネスの動向が気になっている方も多いと思います。 そんな今だからこそ、改めて中国という国はどういう原理原則で動いているのかよく考えてみたいと考え、4年前に読んだ本を…